ブログ
BLOG

スタッフブログ

ファイナンシャルプランナーに相談する前に知っておきたいこと

お金の悩みや将来の不安について、一度はファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみようと思ったことがあるかもしれません。しかし、「FPに相談すると金融商品を無理に勧められるのではないか」「契約を強要されるのでは?」と不安を感じる方も多いでしょう。実際、金融商品の販売を目的としたFPが多いのも事実で、弊社にご相談いただく方の約70%がこうした不安を抱えていたと答えています。しかし、これらの不安を避ける方法や、信頼できるFPを見極めるポイントはあります。この記事では、FPの役割や資格、そして安心して相談できるためのポイントについて詳しくご紹介します。

目次

ファイナンシャルプランナー(FP)とは

例えば、子どもの教育資金の計画や老後資金の準備など、あなたの人生設計を深く理解し、夢や目標達成に向けて資金計画を立て、問題を解決し、実行をサポートすること、これが「ファイナンシャルプランニング」です。
これらの計画を立てるためには、資産運用、リスクマネジメント、家計管理、相続対策などの幅広い知識が必要ですが、これらの知識を備え、「ファイナンシャルプランニング」を提供するのが「ファイナンシャルプランナー」(FP)です。
決してFPは金融商品を販売する「営業マン」ではないということを覚えておいてください。

ファイナンシャルプランナーの役割

以下は、FPがどのようにあなたをサポートするかの具体的な例です。

1. 家計の見直しと改善

日常の収入と支出を分析し、家計を効率的に管理するためのアドバイスを提供します。収支のバランスを見直し、無駄な支出を減らすことで、あなたが貯蓄や資産運用を行うための基盤を整えます。

2. 資産運用のアドバイス

あなたのリスク許容度や目標に応じて、最適な資産運用プランを提案します。株式や債券、投資信託、不動産などを活用して、リスクを抑えながらリターンを得るための運用戦略を考え、中立的なアドバイスを提供します。

3. リスクマネジメント

家族や資産を守るためのリスク管理プランを提案します。万が一のリスクに備え、安心して将来を見据えるための手段を提供します。

4. ライフイベントに基づく資金計画

住宅購入、子どもの教育費、老後資金など、人生における大きなライフイベントに向けた資金計画を立てることもFPの重要な役割です。計画的に資産を積み立て、将来的な不安を解消するためのアドバイスを提供します。

5. 相続や贈与の対策

相続税や贈与税の負担を軽減し、家族間での円滑な資産承継を支援します。家族のトラブルを防ぎ、適切な財産の引き継ぎができるように計画を立てます。

信頼できるファイナンシャルプランナーを選ぶためのポイント

FPに相談する際、特に重要なのは「誰に相談するか」です。信頼できるFPを選ぶために、いくつかのポイントを教えます。

1. 所属と報酬体系を確認する

銀行や保険会社に所属するファイナンシャルプランナー(FP)は、主に自社の商品を販売することで収入を得ているため、商品を勧める傾向があります。一方で、独立系FPやフィーベースのFPは、商品販売を目的とせず、相談料などを主な収入源としているため、より中立的な立場からアドバイスを提供することが期待されます。

ただし、「独立系FP」と名乗っていても、特定の金融商品取扱業者と代理店契約を結んでいる場合があり、無料相談をきっかけに金融商品を勧めるケースも少なくありません。そのため、名刺や会社のホームページに記載された事業概要などをしっかりと確認することが重要です。

2. 資格を確認する

FP資格には様々な種類があり、相談するFPによって知識などに大きな差があり、その結果として、あなたの人生にも大きな差が生じる可能性が高いです。ここでは、FP資格について教えます。

1. AFP(Affiliated Financial Planner)
AFPは、日本FP協会が認定する資格で、FPとしての基本的な知識とスキルを証明します。AFP資格を取得することで、家計管理や資産運用に関する基本的なアドバイスが可能です。

2. CFP(Certified Financial Planner)
CFPは、AFPの上級資格であり、国際的にも認められています。

3. FP技能士(国家資格)
FP技能士は、1級、2級、3級に分かれた日本の国家資格です。
 • 3級FP技能士は、家計管理や資産運用に関する基本的な知識を持ちます。
 • 2級FP技能士は、個人および法人に対して中級レベルのアドバイスを行います。
 • 1級FP技能士は、企業や富裕層に対して複雑な財務コンサルティングが可能です。

4.TLC(生命保険協会認定FP)
生命保険業界に特化したファイナンシャルプランナーの資格です。この資格は顧客に対して、生命保険を通じたアドバイスを提供できる専門家として認定されており、生命保険に特化したプロフェッショナルです。

5.どの資格を持つFPが良いのか
先に結論を言うと、AFPかCFPです。なぜなら、AFPやCFP資格には、定期的(2年毎)に資格の更新が必要です。この更新には継続的な教育を受けることが義務付けられており、大学のように必要単位を取得しなければなりません。この更新制度を通じて、FPは常に最新の情報を学び、新しい知識を常にアップデートしているので、あなたに信頼性の高いアドバイスを提供できます。
その他の資格は、一度でも資格を取得すれば更新はありません。それだけではなく、筆者の個人見解(経験則)ですが、資格を取得する際の知識レベルもAFPやCFPと比べると、大差があります。

3. アドバイスの内容に注目

FPが特定の商品を強く勧める場合は、その理由をきちんと確認しましょう。信頼できるFPは、あなたの目標に基づいて複数の選択肢を提示し、最適なアプローチを提案してくれます。FPの利益を最優先にした商品販売が目的のセールストークなのか、あなたの利益を最優先にしたアドバイスであるかを見極めましょう。

まとめ

相談する前には、FPの役割や資格、信頼できるFPの選び方を理解しておくことが大切です。FPは、資産形成や家計管理、リスク管理などに関する幅広いアドバイスを提供し、あなたの経済的な目標達成をサポートします。金融商品販売に依存しない独立系のFPであれば、あなたの長期的な利益を優先したアドバイスを受けることができるため、信頼性の高いパートナーとして選ぶことができるでしょう。

「株式会社デュナミス」の特徴

「株式会社デュナミス」は、金融商品の販売を行わず、中立的な立場からあなたに寄り添ったアドバイスを提供しています。デュナミスのFPは、あなたのライフプランに基づいた資金計画を立て、安心して未来を築けるようサポートします。
特定の商品を押し付けることなく、クライアントの目標達成に最も適した解決策を一緒に考え、長期的なパートナーとしてサポートすることを目指しています。

SHAREシェアする

ブログ一覧

© 2024 株式会社デュナミス